夏休みその2
夏休みも中盤に差し掛かりましたが、月曜に千葉県は稲毛駅前のジャズ喫茶「Candy」に行ってきました。
ここは、JBLのD66000という600万円する最新スピーカーを導入していることで知られています。以前から注目していて、ジャズ喫茶通で知人のIさんも行ったことがあるそうで、「ぜひ一度行くべきだ」と言われていましたが、中途半端に遠く、夏休みのこの機会にようやく行くことができました。
大型スピーカーによる大音量ジャズ喫茶といえば、東のベイシー(岩手県)、西のブルーライツ(大阪)が双璧かと思いますが、かのベイシーの店主が66000は凄い!とノタマッタとか。かなりの評価がされているスピーカーです。かく言う私もオーディオショーで何度かその音を聞いたことはあるのですが、ジャズだけをたっぷり聞いたわけではありませんので、、、、というのも、たいていそういうところでは、ボーカル、クラシック、などが中心になるのだ、、、ま、期待しておりました。
3時営業開始なので、実家で用を足したりしながらのんびりと稲毛へ。外見は普通の一軒屋です。入り口は2重扉になっていて、中に入るとカウンターに対するように66000がありました。店内は思っていたよりも狭く、ロストアンドファウンドとあまり変わらないかもしれません。
とりあえずスピーカー正面の席に陣取りコーラーをオーダー。炭酸は辛口のジンジャエールしかないとのことなのでアイスコーヒーにチェンジ。ちょっとしたお菓子が付いて1000円と値段は高め。2杯目にコーヒーを頼んだら700円でした。2杯目はちょっと安い。
音は、営業開始当初はまだアンプが温まっていないのかちょっとイメージとは違って取り立てて特色の無い音だと感じましたが、だんだんんと調子が出てきたのか徐々に迫力を感じる音になってきました。店主は1~2曲で次々とアルバムを替えてくれるので、いろいろなアルバムを聞くことが出来ました。カーラブレイ、キャノンボールアダレイ、ハンクジョーンズ、モンティアレキサンダー、オスカーピーターソン、チャールズミンガス、ロイヘインズなどなど。結局3時から5時半まで2時間半も滞在しました。リクエストも出来るようなので、一番最後にポールデスモンドのテイクファイブを1曲だけ。なぜか周りの客からは失笑が・・・・(そんな初心者っぽいのを頼むなよ、って感じでしょうか、たぶん。)この時点でお店には5~6人の客がいたのですが2~3人はトイレにいったり帰ったりしました。
でもそんなバカにしたもんじゃないんですよ、この曲は。CMでおなじみですが、有名なテーマの後に延々とドラムソロが続きます。かつてブログにも書いたと思うのですが、オーディオショーで、この66000と600万円のレコードプレイヤーの組み合わせでテイクファイブがかかりまして、びっくり仰天。ドラムの凄さにノックアウトされた思い出がありましたので、果たして、ここでもその感動を味わえるか?と大いに期待していたのです。
余談ですが、翌年のオーディオショーで別のメーカーのスピーカーで同じくテイクファイブがかかったのですが、今二つくらいでまったく別物でした。
さて、キャンディでのテイクファイブですが、、、、うーん、だめでした。ダーン!ダダーン!と太鼓の音がカッ飛んでは来ませんでした。
キャンディに行く前に、ネットでもいろいろと調べてみまして、行った人の感想なんかも参考にしたのですが、そこそこ音は出てるんだけど、なぜか感動しないとありました。その後、隣の西千葉駅すぐにあるビリーズバーというお店で聴いたジャズが良かった、、、とあったので、6時ごろ行ってみました。
一応6時開店なのですが、開く気配なしだったので写真だけとって退散。店のシャッターがレッドガーランドのグルービーになっているのがイケています。
ジャズ喫茶に行った後は、必ずユニオンに寄って、CD漁り。今回の戦利品です。 プレミア物(廃盤)をいくつか買ったのでちょっと高くつきました。
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コメント
ジャズ・マニアのアタクっぽい狭量を感じますね。
お子様感覚のHR/HMなら、Machine HeadだろうがLed Zeppelin Ⅱだろうが、失笑はでないね、きっと。
たぶんスタンディング・オベ-ションで迎えられるに違いない。
投稿: トンデモブラウ | 2008/08/18 08:41