ゲームサークル坂戸 1月30日
土曜日に坂戸@赤羽に参加。
軽めのゲームをたくさん持参しました。
Confucius (孔夫子 or 士大夫)
前回の杉並でプレイされていたDKHさん持ち込みのゲームを4人でプレイ。
手番にアクションを行うために必要なのがキューブ。基本的には毎ターン一人3個配られますので、1ターンに3アクションしか出来ません。このゲームの肝である「贈り物(賄賂)」を他プレイヤーに贈ったり、贈られたりすると、このアクションキューブ数が増えますが、それに見合う絶妙なデメリットが生じます。アクションキューブがカツカツであり、やりたいことがたくさんあるのに思うようには出来ない、という最近流行のテイストを持つゲームです。
得点を得るには、役人と懇意になり省庁で多数勢力を持つ、外敵を陸軍で侵攻し征服する、外洋に出て交易をする、の大きく3パターンあります。一点集中でつぎ込む手も有るし、バランスよく展開する手もあるように思いますし、いろいろと展開に応じて楽しめるゲームだと思います。ボードが込み入っていて、ルールも複雑な感じがするのですが、いったん頭に入ってしまえばさくさくと進みます。説明込みで2時間くらいじゃないでしょうか。
評価(松松)ダブル松!これは傑作です。ワレスが作ったようなゲームに感じましたが、その上を行っていると言えるかも知れません。それがこのゲームの肝である「贈り物(賄賂)」システムです。
よくあるエアマジョリティゲームで例えて説明します。3人のプレイヤーが、あるエリアに5駒、3駒、1駒と置いていたとします。通常のエアマジョリティゲームでは5駒の人が1位になるわけですが、(もちろんこのゲームでも最終的にはそういう数え方をします。)1駒の人が5駒の人に賄賂を贈っていたとすると、5駒の人は1駒の人を支援しなくてはいけないのです。どういうことかというと、1位の人の5駒が1駒しかなかった3位の人の色に変えて計算しなくてはならないのです。その結果、0駒、3駒、6駒となり、3番手だった人がここを勝ち取るのです。このシステムにはビックリしました。ではこの状況を打破するにはどうすればよいかというと、より高価な贈り物を贈ることで、先にもらっていた(もらわされた)賄賂を破棄することができます。(他にも幾つか破棄する方法があります。)
<編注>
すいません、上記取り消し線のところですが、ルール解釈が間違っていたようです。
土曜日のプレイでも、当初の説明では、「最も少ない人の票が他人に割り振られる。これを上位2人になるまで繰り返す。このとき賄賂の縛りがある。」という解釈でした。これが正しい解釈のようです。したがって決算発生時点で上位2位までに入っていれば、2枚の得点チットのうちどちらかは必ず取れることになりま・・・せんね。3位の人でも逆転がありえます。(例:4、3、2、1票の4人プレイで、1票の人が2票の人に投票し、4,3a,3b票となったところで、3aの役人のランクが3bよりも低い場合、3aが脱落でどちらかに肩入れをしなくてはならず、3bに入れることにでもなれば、最終的に4、6bとなることもありえます。)うーん、このあたりの絡みが凄いですね。
ところが、「前回(杉並ボードゲーム同好会でのプレイ)たしかこんな解釈でプレイしていた」(←それが間違っていたわけですが)という指摘があって、途中からだったか、上記取り消し線のような解釈でプレイしていました。(これはこれで面白かったんですがね。)
現物を持っていないので、確認できていませんでしたが、先ほど改めてメーカーサイトの英文ルールPDFをざっと読んでみたところ上記青字のようになっていました。
いまさら言うのもなんですが、さすがに【間違っていたルール】はちょっとやりすぎだろうとは思っていて、ビックリしたわけですが、正しいルールの方がもちろんゲーム上も良いルールだと思います。この誤解によりゲームの評価が下がるわけではありません。念のため。
ついでながら、もう一つ間違っていたところがあります。内閣大学士というリーダーを決めるのですが、この日のプレイでは内閣大学士からプレイを始めていました。ただしくは、内閣大学士の左隣のプレイヤーからアクション選択を行うようです。
<以上ここまで追加コメントです>
このように、盤上で展開する勢力争いに加えて、プレイヤー間をじかに飛び交う贈り物カードによる勢力バランスにも配慮しなくてはなりません。他にもお金カードのバランス構成(1-3、2-2、3-1)の絶妙さ!2-2の中途半端さがたまりません。(やればわかります・笑)また時には協力して外敵に当たらないと、時間に追われて征服失敗となる陸戦や、外洋交易のご褒美などでもらえる皇帝からの授かり物(特殊カード)の凶暴な強さなどなど、楽しいフレーバーが満載です。
このゲームの根幹はリソースマネジメントです。先に説明した賄賂カードでさえ、マネージメントが必要です。これに気づいたときには本当にしびれました。賄賂カードは有限なので、使える回数が決まっています。時には出し惜しみをする必要さえありえます。6の賄賂は最強ですが、1枚しかありません。誰か一人にしか贈れないのです。くぅ~、たまらん。ワレスが作ったんじゃないかと勘違いしたほどですが、ワレスの一段上を行くとまで言える素晴らしい傑作だと思います。ワレスのゲームが好きな人はぜひプレイしてみてください。
これは買いです。早速発注しました。
Ekonos (エコノス)
ようやく手に入れたこのゲームを持ち込みプレイしました。すでにプレイ経験のある人たちの評判は芳しくなく、なんか微妙なゲームらしいです。確かにルールを読んだときにはなんかパッとしなかったし、株を買ったときに置くマーカーが全部同じ色でマーク違いという判別しにくくてしょうがないデザインセンスにがっくり来ますが、ゲーム自体はダメゲームではないと思いました。アクワイヤとまでは行きませんが、地味なシャークというか、初心者向けの株系経済ゲームとしてまずまずの作品だと思います。ベテランプレイヤーにとって見ればたしかにもう一ひねり、二ひねり位欲しいところですが。
評価(竹)シンプルでタイトな佳作だと感じました。
哲学者のゲーム(オプス・デイ)
Kさん持込のカードゲーム。場に並べたキャラクターカードの先頭の1枚を手番に引き取ります。キャラクターカードには、+点のものも有ればマイナス点のものもありますので、ファミリービジネスのように、順番を入れ替えるアクションをうまくかまして、得点をかせいでいきます。キャラクターは、歴史上の偉人でカントやヘーゲルからサイババまで、さまざまな思想家や科学者、政治家などが登場します。キャラクターで受けましたが、ゲームとしてはまぁダメではないんだけど、英文テキストの書かれたカードを読みながらプレイしなくてはならないので、ちょっと評価が落ちました。
評価(梅)
くるりんパニック(はなやま)
傑作アクションゲームを数回プレイ。これ傑作だと思うけどなぁ。それほどは盛り上がりませんでした。
パルミラ
これまた、先日手に入れた10年以上前のクニッツアの相場ゲーム。
評価(竹)まぁエコノスと同じくらいの出来でしょうか。エコノスよりは評判が良かったです。私は同じくらいの出来かと思います。付属の壷駒は倒れやすいのでキューブで代用しています。佳作。
コーポレーション
プレイゲームでの紹介を見て、早速BGGを調べると英文ルールがあったので、折り紙をカードスリーブに入れるなどして作ってみました。4人でプレイ。じっとりと考えるアブストラクトゲームですが、考えすぎてもつまらないので、適度な諦めが必要です。今回は長考する人はいなかったので、さくさくと進みました。連続移動があると面白いです。
評価(松)これは面白いです。シドサクソンのフォーカスとか、駒がぴょんぴょん飛び跳ねるのが好きな人にはお薦めです。デザイナー本人らしき人が22ユーロで売っているようですが、なかなか購入するのは難しいかと思いますので、自作して試してみたらどうでしょうか。
どうぶつしょうぎ
せっかく持参したので、ポケットバトルをプレイ中、横でやってもらいました。
ポケットバトル
ローマ対ケルトのタイルバトル。60ポイント、ケルトローマ側を持っての初プレイ。ディキシーなんかと比べて耐久力が無さ過ぎであっという間に軍が崩壊していきます。このため、ユニット編成のほうが実際のプレイよりも時間がかかるんじゃないかというオチが。
評価(竹)思っていたよりも深くは無いです。簡単であっさりしています。ゲームとしてはまぁまぁかな。佳作です。もう少しやりこんでみたいと思います。
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コメント
おお!なんとコーポレーションがプレイされている!それも自作版。
気に入って頂けたようで、紹介した甲斐がありました。ソロモンが好きな人にはたまらないと思います。最後、キングメイクになりませんでしたか?ゴールの一つ前に最初に止まってしまうと負けてしまうゲームだと思います。また遊びたい。
売っているのは本人ではなくネスターゲームズというスペインの会社です。僕はなにげにファンで、8つもネスターゲームズのゲームを持っています。あの筆箱のようなパッケージとマウスパッドのボードがイカしてます。
http://www.nestorgames.com/
気に入ったら是非買ってあげて下さい。他のゲームもなかなか良いですよ。(ルールはこのサイトに全部載っています)
投稿: けがわ | 2010/02/02 14:42
コーポレーション面白いですね。このときのプレイでは緑プレイヤーが勝ったのですが、これは「緑」のみの特権勝ち?の展開でしたのでキングメーカーは生じませんでした。
ゴール手前は黄色ですが、その手前は緑です。緑の最後の駒が黄色スペースに止まったので、他の駒は上に乗ろうにも、「緑地、緑駒、ゴール」となっているため、すべってゴールまで行ってしまいます。
どうやっても阻止できなかったので、緑が勝ちました。緑駒にはこういうハメ勝ちがありえます。
投稿: buqbuq | 2010/02/04 20:02
緑のハメ勝ち、なるほどと思いました。ゴール直前でも上にコマが載っていなければ勝てますよね。色によって有利不利があるのかは気になるところですが、緑もこの状況でも他のコマを滑らせてゴールさせても余裕があるくらいでないと勝てないわけだし、バランスは取れているのかもしれません。どちらにしても、また遊んでみたいです。
投稿: けがわ | 2010/02/06 00:51