« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2010年9月

2010/09/28

ギャラクシートラッカーバリアントルール

●ギャラクシートラッカーバリアントルール

 ギャラクシートラッカーは良いゲームだと思いますが、なぜかさほど面白く感じません。スピード勝負でタイルを同時にめくって取り合うというシステムに違和感があるのと、苦労して船を作った割に、カード捲りアドベンチャーがあっさりしていて短時間で終わってしまう、という不満があります。これらを解消できたかわかりませんが、バリアントルールを考えて見ました。

 *オリジナルルールとの差異のみ記載します。

1)セットアップ
・パーツタイルはすべて裏返します。
・適当に10枚を選び表を向けてドロープールを作ります。

2)ドローフェイズ
・宇宙船の建設に先立って、このステージで使用するカードを各プレイヤーに配ります。
・配られた手札を見ながら船の建設を行うことができます。

2人プレイ  
第1ステージ I 5枚
第2ステージ I 2枚 + II 5枚
第3ステージ I 2枚 + II 2枚 + III 5枚

3人プレイ
第1ステージ I 4枚
第2ステージ I 1枚 + II 4枚
第3ステージ I 1枚 + II 1枚 + III 4枚

4人プレイ
第1ステージ I 3枚
第2ステージ I 1枚 + II 3枚
第3ステージ I 1枚 + II 1枚 + III 3枚

3)ビルドフェイズ
・第1ステージでは適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。第2ステージ以降では、前のステージで到着が1位だったプレイヤーがスタートプレイヤーになります。スタートプレイヤーは砂時計を(マーカーとして使用します)持ちます。
・ スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。
・ 手番には、場にある表向きの10枚のタイルのうち1枚を取り、自分の宇宙船に取り付けなくてはいけません。
  ・接続できるパーツがある限り必ず1枚とって取り付けなくてはいけません。
  ・もし、ルール上取り付けることができるタイルが一枚もない場合には、タイルを取ることはできず、残っている最も数字の小さい順番タイルを取って、ビルドフェイズからは抜けなくてはなりません。
・ 裏向きのタイルのうち1枚をめくり、ドロープールに置きます。(ドロープールは常に10枚になります。)
・ 自分の船が完成したと思ったら、残っている最も数字の小さい順番タイルを取り、ビルドフェイズから抜けることができます。
・ 誰かが1の順番タイルを取ったら、残りのプレイヤーの手番はあと3順で終わりになります。以降3順目の手番が終わるまでに、順番タイルを取らなくてはなりません。
・ スタートプレイヤーから順に、1回ずつ手番を行ったら、スタートプレイヤーは砂時計を左隣の人に渡し、スタートプレイヤーから上記の手順を繰り返します。
  ・ABCDの4人プレイの場合、 ABCD BCDA CDAB DABC ABCD ・・・ という順番で手番を行っていきます。

4)フライトフェイズ
・先頭のプレイヤーは手札の中から1枚を場にだし、そのイベントを解決します。
・以下、宇宙船の位置が前にいるものから順番に1枚ずつプレイします。
・全員が一枚ずつプレイしてから、2順目を先頭にいる宇宙船のプレイヤーから行います。
・配られた手札のうち、最後の一枚は使用しません。全員が1枚ずつ手札を残したところで航海は終了です。

このルールのポイントは、
・焦ってパーツを配置しなくてもいいので、初心者とベテランが一緒に楽しめる。
・カード順を選べるので、壊れそうな宇宙船がいるときに攻撃を連発したり、攻撃カードの後に積み荷を得るカードをだすなど、完全に運ではなく、多少の戦略を考えることができる。

・・・と思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/09/26

JAGA 9/25 ゲームサークル坂戸 9/26

土曜は目黒のジャガヘ。日曜は坂戸@赤羽へ。


<土曜日ジャガにて。>

ギャラクシートラッカー

P1130811

 この時のプレイでは、別掲のバリアントルールを導入してみましたが、かな~り時間がかかりました。2時間かかってやっと第2ステージが終わったところ。あまりに時間がかかったのでここで打ち切ることにしました。

 評価(竹)じっくりプレイできるようになったのですが、オリジナルに比べて相当重いゲームになりました。慣れてくれば、サクサク建設できるようになるので、時間もかからないようになるとは思いますが、初プレイの人が混じると、オリジナルに比べて2~3倍の時間はかかると思います。オリジナルではあっさりしすぎて物足りない方には良いバリアントだと思います。2ステージでおなか一杯になります。


ばるばろっさ
P1130813
 禁断のカードゲーム。
 最近はやりのドミニオン派生ゲーム。テーマがウォーゲームでおなじみの独ソ戦「バルバロッサ作戦」を扱っているものの、カード絵が「萌え」であることが賛否両論の作品。

 評価(竹)初プレイ&5人プレイということで、かなりテンポの遅い、ダウンタイムの長いゲームでした。「くにとり」と同様に、ゲームに存在するすべてのカードを使用しますので、最初にどんなカードがあるのかをざっとでも把握するのに時間がかかります。ゲームは、都市のカード12枚が攻略されれば(取られれば)終わるのですが、逆に言うと、これを取りにいかないとなかなかゲームが終わりません。とにかく長かったです。

 ゲームとしては、まぁまぁです。つまらないわけではありませんが傑作でもないかな。「くにとり」やドミニオンと違うのは、手札を毎回使い捨てていくだけでなく、自分の場札としてプロット(戦力の配備)出来ることです。というよりも戦力系のカードは、手札から出して即「攻撃力+5」などとはならず、あらかじめ場に展開しておき、以降のターンでタップすることで攻撃力を生じさせます。このため、戦力カードを何ターンかかけて、こつこつと場に出しておき、10~20戦力程度たまったところで都市カードを攻撃する、、、という流れになります。使用した戦力カードは捨て札になるので、次の都市を攻略するには、またこつこつとターンをかけて場に貯めていく必要があります。つまり、自分のデッキの回転を考えるだけでなく、場に展開する戦力のローテーション(回転)というもう一つの軸があるので、この両輪の回し方をうまくやっていくゲームのようです。

 イラストについては、残念の一言です。これがミリタリー写真だったらもっと売れてるんじゃないかなぁと思いました。まぁ萌えでもいいんだけど、ほぼ全員がパンツ出してるっていうところがなぁ・・・。しかも?「くにとり」に比べて「萌えキャラ」の年齢度が低めです。イラストのところに、自分の好きな戦車や都市の写真を貼れば、ミリタリー版として生き返ります。それなら欲しいかも。とにもかくにも、カードの認識は最悪です。「股を広げた女の子が戦車で、笑顔で振り向く女の子が砲兵で・・・(注:適当な組み合わせです)」とまるでパズル(爆笑)。カードにはタイトルとイラスト、そして説明文が書かれているのですが、一番面積を割いているのが萌えキャライラスト。しかしそのキャラクターに馴染みがないため、カードの絵を見てもなんの効果を発揮するものかさっぱりわかりません。結局、見にくいカードタイトルと小さい字で書かれた説明文のところしか見ないわけで、何の為のイラストなのか意味不明です。こういう絵が無いと売れないのであれば、ルールブックにでもイラスト集を付ければいいんじゃないかと思いました。


エルサレム
P1130815
メビウス便新作。
今月のOさん持込みゲーム。エルサレムを舞台としたエリアマジョリティゲーム。

 評価(竹)まずまずの佳作ですが、2010年の作品とは思えませんでした。現代版エルグランデ。イベントでエリアが吹っ飛ぶというのは斬新ですが、まぁ15年前の作品という感じのオーソドックスな(今プレイすれば古さを感じる)ゲームでした。エルサレムや十字軍をテーマにしたものって心惹かれるんですが、傑作と呼べるゲームはありません。このゲームも雰囲気は気に入りました。



<あけて日曜日。坂戸にて。>


ゴッズプレイグラウンド God's Playground (treefrog / warfrog games)
P1130818

 トンデモブラウさんのリクエストで持参したこれを。
 1~3ターンまでは、ポーランドは平和を保ちました。エスターテ イステイト(荘園・領地)も順調に増えていきました。
 3ターンにポーランド軍はオスマン領土へ進軍するも、3戦力がウィーンへ進軍。この結果4ターンはオスマンが猛威を振るうことに。

P1130821
 最終の4ターンは、ポーランド国王が無能で、国王軍がわずか2ユニットという体たらく。ポーランド全土で大量の外敵の進入を許してしまう。

P1130822
 結局エスターテ  イステイトが根こそぎぶっ飛ばされて、秋風がひゅ~るひゅる。
 プレイヤーが雇える戦力駒には限りがあるため、26金あれば全てを購入できますが、この全軍を持ってしても、外敵ボックスに10ダメージ(駒)置くためには3回くらい攻撃しなくてはなりません。ゲームも最初のうちはまだいいんですが、最終の4ターンでは軒並み10戦力の外敵だらけになるため、単騎集中しても勝ちきれないことがあり、一気に国が崩壊しかねません。終盤に向かって国がどんどん弱くなっていくこのダイナミズムがたまりません。最終ターンの国王の無能さ!弱さ!!にしびれました。

 評価(松松)いや~、素晴らしいゲームです。シカゴエクスプレス、ビザンチウム、プロイセン東鉄道、孔子(士大夫)に引き続き、5つ目のダブル松評価(に格上げしました)。プレイするたびにルールに不明瞭な点がいくつか出てくるんですが、そんなことはちっとも気にならない面白さがあるゲームです。5つの外敵それぞれに個性があり、毎ゲーム、どこを主軸に戦うかで、ゲーム展開が全く変わってくるので飽きません。確かに初プレイでのルール理解は難しいのですが、覚えてしまえばサクサク進み、決して難しさを感じないゲームです。DKHさんはワレスの最高傑作といっていましたが、確かにそういえるかもしれません。これまで、トレドとビザンチウムがワレスの双璧だと思っていましたが、ゴッズ確かにすばらしいです。この時のプレイまで、イエズス会アクションを馬鹿にしていたのですが、戦力をかき集めても対抗するには限界があるため、教会への寄進により点数を稼ぐ手もありなんだと認識を改めました。


デュエルオブザジャイアンツ
P1130824
 Z-manゲームのミニュチュア入りゲーム。ファミリーウォーゲームです。フリーセットアップのゲームなので、ゲームごとにシチュエーションを変えることが可能です。ゲームにはダイスを使わず、LOSが通れば、戦力差にて自動的に攻撃判定をします。ダミーカウンターを多用したブラフゲームでもあるため、読みあいに主軸を置いたゲームが好きな方には良いかと思います。プレイ時間は1時間程度です。

 評価(竹)ドイツ軍は戦車の移動をカードプロットするのですが、これがちょっとめんどくさい。紙に書いたほうが早いんじゃないかと思いました。ゲームとしては、まぁそこそこです。軽い気持ちでプレイしたのですが、本腰を入れてプレイするともっと魅力を感じられるのではないかとは思いました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010/09/12

高円寺盤友会 9月11日

 土曜日に時間ができたので、例会がないかとネットを探すと高円寺で開催されるらしいと知り、初めて参加しました。高円寺は吉祥寺よりもお店が密集した感じで、かつ、大手資本のお店ではなく、個人商店が中心で楽しい感じです。
 高円寺に来たこともあり、すごろくやをのぞいてから、ちょっとわかりにくい道を10分ほど歩いて会場へ。
 最近、「エイジオブインダストリー」を2度ほどプレイした結果、「ブラス」はルールがめんどくさいのでエイジがあればいいか、ブラスはもうプレイする価値はないなぁ・・・と思い始めたことから、「ブラスに価値があるかプレイ」をしたいと思ってブラスを持参したのですが出番は無し。まぁ積極的にアピールもしませんでしたが。

 で、前置きが長くなりましたが、この日プレイしたのはこれ。

 ダンジョンロード
P1130808
 登場したのはちょっと前なので、レビューは各地で上がっている模様。最近日本語版が出ました。私もネットで色々とレビューを見てはいたのですが、「見たことがあるようなシステム」「斬新さがない」といった、割と辛目の評価が多いように思います。そんなわけで、未プレイでしたがまぁ積極的にはやりたいとは思っていませんでしたが、4人までプレイできるゲームで一人空きがあったので参加してみました。

 ゲームシステムの根幹は、駒3個持ちのアクションプロットゲームです。全部で8つのアクションがあり、そのうち3個にプロットできるのですが、プロットした3個のうち2個のアクションは次のターンに選べません。連続してアクションし続けられるのは1個だけ、というのはプレイしていて苦しいのですが、ゲーム的にはいいルールだと思いました。プレイヤーは、自分専用のボードを持ち、そこにダンジョンを作っていきます。ゲームターンが季節(春夏秋冬)に連動しているので、都合4回ほどこのプロットによる資源獲得(+ダンジョン作成)を繰り返したのち、年の終わりに勇者一行が攻めてきます。これを2回(年)やってゲームエンド。得点計算をします。

 プレイ風景やコンポーネントを見るとダンジョン作成が主眼のように見えますが、ダンジョンの構造に頭を使うというよりも、作成のために必要な資源をいかに獲得するか、そして獲得した資源をいかに回していくか、というリソースマネジメントが主眼のゲームであり、言ってみればガチガチのビジネスゲームです。テーマなどからRPGやファンタジー愛好家に受けそうな感じがしますが、むしろ、ビジネスゲームが好きな方のほうが気に入るんじゃないかと思いました。見た目と内容に若干のギャップがあるため、このゲームにテーマから飛びついたファンタジー(バトル)系ゲーマーにとっては、やってみたらビジネスゲームでびっくり(がっかり)、という評価につながっているのでは?と勝手に想像しています。

P1130809

評価(松)これは面白いです。超面白い。昔からRPGやファンタジーは毛嫌いしていたのですが、最近、年のせいか丸くなり、テーマがファンタジーでも面白いゲームは面白いと認めるようになりました。ワレスということでプレイしたルーンバウンドも面白かったです。このゲーム、リソースマネジメントの部分はもちろんその筋の愛好家として面白く感じたわけですが、戦闘ルールも面白いです。ただ、ダメージの回復、ダメージと疲労の違い、ダメージの蓄積方法などなど、若干ルールがわかりにくく複雑なので、初めてのプレイでは、強さのバランスがつかみにくく、なんだかよくわからないうちに終わっちゃいました。ゲームに慣れてくると容易に倒せるようになるんでしょうが、むしろ、ゲームの全体像がよくわからず、ぼろぼろになりながらプレイするほうが楽しめると思います。同じメーカーのギャラクシートラッカーでも難なく飛行をクリアした時って、実はさほど面白くありません。ボロボロになりながら飛び続ける(もしくは破壊される)ロケットでのプレイのほうが面白いです。

 ダンジョンではモンスターを色々と雇えるのですが、イラストもいい感じだし、能力も絶妙で、うまくバランスが取れていると思います。かなりバランス調整に気を使い、練りに練ったゲームで完成度の高い素晴らしいゲームだと思いました。これは買いですね。といず広場では25%引きで売られていますが、なぜかアマゾンのほうが値引き率がよく、28%引きだったので、アマゾンに発注しました。送料もかからないし、カード決済だしね。


 ゲームの説明に1時間強。プレイも1時間強でしょうか。最初の説明にちょっと時間がかかりました。ゲームが終わった段階で5時。ここからブラスをやることはないだろうし、駅前でもぶらぶらするか、と思いここで退散することにしました。
 帰り際、すごろくやをもう一度のぞき、ファンタジーつながりで、シャドウハンターズを購入しました。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2010/09/06

杉並ボードゲーム 9月5日

日曜は杉並へ。


スチーム
だいぶ前に購入していたもののプレイの機会がなく未プレイだったもの。
付属のマップではなく、ゲームマーケットで購入した「蒸気の時代東京マップ」+「蒸気の時代のマップをスチームでプレイする際のチャート」を組み合わせて5人でプレイ。
P1130792
評価(松)もとの「蒸気の時代」に比べ、「競り」がなくなったことで、プレイ時間が短縮されました。アクションタイルの順位に若干の疑問がでましたが、ワレス自身が色々と調整した結果でしょうからこれはこれで良いと思います。東京マップはなじみのある地名が出てくることから受けがよくプレイも盛り上がりました。序盤所沢から国分寺への西武国分寺線をつくったら、すかさずバイパスである西武多摩湖線を作られ悶絶(笑)その後も新宿から八王子へと向かう中央線などわりと現実に沿った路線ができ面白かったです。惜しむらくは、山手線をはさみ東と西が分断されがちになってしまい、プレイ上での絡みが全くありませんでした。とはいえ、ルールもシンプルになりましたので、今後もプレイするとすれば「スチーム」ルールにて東京マップがデフォルトになると思います。「蒸気の時代のマップを・・・チャート」はA4サイズなので小さく使い勝手がいまいちでした。拡大カラーコピーしないと駒が置ききれません。次回までの工作課題になりました。

ちなみに、この時のプレイでは、開始時に山手線内を含めて各都市に2個ずつキューブを置く。チャートにある商品ストック10か所には2個ずつキューブを置く。2ターン目以降のターン開始時に山手線内に2個、1個、2個、1個、、、と偶数ターンには2個を、奇数ターンには1個のキューブを置く。としてプレイしてみましたが、少しキューブが足りない感じでした。商品ストックのキューブは各3個にして、毎ターンの山手線補充を1個にするか、商品ストックを各2個にして、山手線を毎回2個~3個にする、あたりのルールでやってみたいと思っています。


カーソンシティ
正しいルールで5人プレイ。
P1130800
評価(松)間違っていたルールでのプレイとはまたがらりと雰囲気が変わり重厚なゲームとの印象を受けました。ターンが4ターンと短いことがせめての救いでしょうか。土地を押さえるのがかなり重要だということがわかり、みな積極的に敷地タイルを展開しています。1ターン目に土地投資を捨て、お金を稼いで2$=1VP換金をし、9VPを稼ぐという戦法をとってみましたが、優勝争いに絡めるところまで行きました。この作戦はありかもしれません。



エイジオブインダストリー
最後に4人でこれを。この日は割とヘビーな3時間級ゲーム3連発。2度目のプレイですが、相変わらずルールを間違えていました。この写真でも間違ったプレイをしていますのであまり参考にはならないと思います。ドイツマップでのプレイですが、4マス都市以外では、一人のプレイヤーは産業を1つしか持てません。家に帰ってから日本語ルールを確認したら書いてありました。この時は、2つまで置けるとしてプレイしていたので、同じ都市に同色のタイルが結構見受けられます。
P1130802
評価(松)ドイツマップで2回、しかもどこか間違ったルールでのプレイしかしていませんが、このゲームは素晴らしいです。ブラスの欠点を補った完成度の高いゲームだと思います。まぁブラスも面白いんですが、水路から鉄道への時代変換という煩雑なルールを削除したこと、カードを使用しないアクションがあることで、ゲームの終了をコントロールできるようになったこと、海外マーケットのめくりチェックという煩雑なシステムを削除したこと、などなど、まぁ細かいところですが、いろいろあって、ゲームのスピード化にもつながっていると思います。複雑な船のルールをオミットしているドイツマップなどは、このゲームの入門としても、またベテランの人が繰り返しプレイするにも面白いマップになっていると思います。初プレイの後は、ブラスとこれと、それぞれに面白く、それぞれに魅力があると思いましたが、2回目のプレイを経た今、これがあればブラスはいらないんじゃないかなぁとまで思えるようになりました。マップも2パターンあり、バリエーションを楽しめるのも好印象です。ブラスもいいゲームですがなぜかプレイ意欲がわきません。たいしてこのエイジオブインダストリーは、よりルールが簡潔なこともあり、特殊な地形もなく、説明もより楽なので、初プレイの人とでもプレイしやすい傑作だと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/09/03

最近購入したもの9月

ここ一週間くらいに購入したもの。
ヤフオクと、といず広場にて。
P1130785

 カーソンシティはホビージャパンの日本語訳付だったので、改めてルールを読み直してみたのですが、誤訳(というか誤解釈)と、好ましくない訳出の箇所を見つけましたのでここにメモ書きしておこうと思います。

 前回の杉並でのプレイでは、家を他人の土地でも自由に配置できるとしてプレイするなどの間違いをしてしまったのですが、それ以外にも間違えやすい点(間違えていた点)がありましたのであわせて書き留めます。

(1)日本語ルールブックP3 「カウボーイの配置」
 導入の文章の最後に「自分のカウボーイがいるところに置いて増員することもできます」とありますが、これは誤解しやすい文章です。
 原文の英語ルールを見ると、「On some squares, one player can place several cowboys.」とあり、プレイヤーが自分のカウボーイを複数個同じ個所に置けるのは限られた場所のみです。
 具体的には、下の写真にある「$4もらえて決闘は起きない」ところと、「道路が1本もらえて決闘は起きない」ところの2か所だけです。
 日本語ルールでは、これ以外の場所でも増員できるように受け取れる書き方なので注意が必要です。
P1130786

(2)カウボーイの強さについて
これは、誤訳ではなく、覚書です。カウボーイの戦力は手元に残してあるカウボーイの駒数+ガンの数+サイコロです。先日のプレイでは、(1)の解釈ともども間違えており、権利を取りたいアクションのマスに複数個のカウボーイを置き、その数を戦力の基準値としていました。これだと、先にパスするメリットが全くありません。何かおかしいとは思っていましたが、(1)の日本語ルールにある「増員できます」の部分に注目してしまい、配置したカウボーイ数が戦力になると早合点してしまったのです。そういう意味でも、(1)の説明文は好ましくない文章です。

(3)日本語ルールブックP7 「日雇い労働者」
 日雇い労働者の特典として、道路が2本もらえるのはいいのですが、建物のコストが半額になるとあります。この建物について、「1軒」と訳されていますが、BGGのスレッドにて、作者から補足があり、「複数購入した場合、すべてが半額になる」のが正しいようです。
 英語原文の「the price of any building is halved.」にあるanyをどう訳すかが鍵で、私も悩みました。結局、「いかなる」という意味なのか、「複数の」という意味なのか判然とせず、英語ネイティブのユーザーからの質問がBGGに上がっていました。作者は「the prices of any buildings are halved.」であると回答しています。
 元の文章がどちらの意味にでもとれるので、誤訳とは言い切れませんが、作者の意図としては上記のとおりです。

 週末、多分プレイすることになりますので、プレイの感想はまた後日。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »