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2010/11/15

London / treefrog games テストプレイ

週末に新作「ロンドン」のテストプレイをしました。
2~4人でプレイできるゲームですが、2人でテストプレイです。

まず、ゲームの大まかな流れを説明します。

<初期配置>
・所持金5ポンド、5貧困ポイント(黒キューブ)、手札6枚でゲームスタート。

<手番の流れ>
 ・手番が来たら、まずカードを1枚引きます。
  →あらゆる場面において、「カードを引く」のは、山札と場札から好きな組み合わせで引けます。
 ・続いて、次の4つの中から任意のアクションを一つ行います。
  1手札からカードを自分の場に出す。(前にさらす)
  2自分の場のカードを活性化させる。
  3土地を買う。(建物駒を置く。)
  4カードを3枚引く。
 ・最後に手札が10枚以上あったら9枚まで減らします。
 ・以上で手番は終わりです。次のプレイヤーの番になります。

<ゲーム展開>

 ゲーム開始時に場札がありませんので、まずは手札を場に出すことから始めます。
 手札を場に出すには、お金やカードといったコストがかかります。カードは4色あり、ある色のカードを場に出すためには同色のカードを1枚捨て札にしなければなりません。そのほかにお金がかかる場合があります。たとえば茶色のカードを出すには、出すカード(場に置きたいカード)のほかに捨て札にする茶色のカードが1枚必要です。したがってうまく3色×2枚の手札であれば、3枚を場に出せることになります。基本的に、カードは場に出したときには何の効果もありません。カードの効果を発揮させるには別のアクションが必要になります。


 場に出したカードは「活性化」することで効果を発揮します。原文では「RUN」となっていますが、「営業」とか「運営」とか「アクティブ」とか、まぁ好きな言い方でいいと思います。このアクションを選択すると、その時点で自分の場に出ているカードのすべて(一部でも構いませんが)を活性化できます。
 カードの下に3つのボックスがあり、左から、アクティブコスト、得られる効果、終了後の処理がそれぞれ書かれています。代表的な例でいうと、カード1枚を払って、£10もらって、そのカードは裏返す、といった感じです。基本的に、活性化したカードは裏返され、2度と表にはなりません。つまり、一回だけの使いきりです。そして、裏向きにされたカードはそのままにしておき、以降、その上にカードを出して(重ねて)行くことができます。
 重要なのが、この活性化アクションの後に、自分の場にあるカード山の数(スタック数)+手札枚数の分だけ、貧困駒(黒キューブ)を取らされるのです。ゲーム終了時にこの駒が多いとマイナス点を食らいますので、適宜この駒を減らすアクションを行わなくてはなりません。

 ここでちょっと説明が前に戻りますが、1のカードを出すアクションにおいて、カードは好きに自分の場に出せるのですが、その時に、更地に出してもいいし、既存の山札スタックに重ねて出してもよいのです。手広くカードを広げれば、活性化した時に一度に複数(多数)の効果が得られますが、貧困駒をたくさん喰らってしまいます。いったん活性化したカードは裏向きにされ再使用しませんので(しかし、スタックとしてその場には残り続けます!)、以後のカードをそこに重ねていくことでスタック数をむやみに増やさない、ということもできます。このスタックをいくつくらい作るのかは、他のプレイヤーの動向をにらみながら、ということになります。


ゲームボードには20近くの区画に分かれたロンドン中心部が書かれており、お金を払うことでその1区画に自分のビル駒を置くことができます。このとき、ボードに書かれた数値分だけカードを引くことができ、またゲーム終了時にもらえる得点も書かれています。

以上簡単ですが、このようなルールにのっとり、ゲームを進めていき、山札がなくなったところでゲーム終了、得点を計算します。


ゲーム開始時の様子
P1140047

最初はカードを4枚程度展開してみました。カードを出すために捨て札にしたカードはボード下部のカード置き場に捨てていきます。2人プレイでは左側の6マスを使用します。このカードマスがいっぱいになったら上段のカードを捨て去り、下段のカードを上段にスライドさせます。「カードを引く」場合には、山札もしくは、その時の捨て場札の中から好きに取れますので、必要な色のカードを集めたり、より効果的なカードを拾えることもあります。


場に出していたカードの活性化後の様子。
P1140048
このように、カードが裏返され(LONDON表記)そのカードの効果はもう使えません。新しくカードを出す際には、この上に出すことができますし、表のカードの上に出すこともできます。(より良い効果のカードで、かつ、スタック数を増やしたくないときなどはそういう手もあり得ます。)そしてもちろん、新たなスタックを作っても構いません。


徐々にスタック数が増えます。
P1140049

カードには若干テキストでの説明が書かれていますので、該当箇所に簡単な訳文を貼っています。


ゲーム全景
P1140050


ゲーム終了時の様子
P1140056
建物駒もだいぶ増えました。カードスタックも7~9山になっています。


評価(松)2人プレイなんですが、まぁ普通に面白いゲームでした。ルールも難しくなく、すぐに慣れます。山札の分量もちょうどよく、2人でも多すぎとは感じませんでした。難点は、強いてあげるとすれば長考派の人がいた場合のダウンタイムくらいでしょうか。どのカードを取ろうかなぁとか、どの組み合わせでカードを出そうかなぁと延々悩まれると困りそうです。

 あと、ワレスのゲームなので、借金システムがあります。この時のプレイでは、20ポンドほど借りてみたのですが、最後に30ポンドにして返さなくてはなりません。(10ポンドの借金はゲーム終了時に15ポンドとして返金する。できないと‐7VP!)
 ゲーム終盤は、貧困ポイントを減らすアクションをあれこれ模索していたのですが、それに加えて手持ち現金を30ポンド貯めておかねばならないのですが、なかなか手が回らず、結局ゲーム終了時に借金が返せないことによる罰点を大量にくらってしまいました。序盤から回るカードにもかなりのお金が得られるものがあるので、あまり借金はしないほうが良いように思いました。

 週末のジャガに持ち込んでみようと思っていますので4人プレイをやってみたいと思っています。

 あっそうそう、最後に余談ですが、このゲームではあまり役に立たない灰色のカードがあり、直訳すると「貧困者カード」なんですが、あまりにもなので、「労働者カード」と訳すことにしました。実態とはちょっと違うのかもしれませんが…。

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