« ドイツ紀行 その12 | トップページ | ドイツ紀行 その14 »

2012/11/04

ドイツ紀行 その13

ちょっと場所や時系列が前後しますが、会場で人気のあったゲームなどを紹介します。

P1180320
これはZ-manのブースでプレイされていたクラッシュオブカルチャーだったと思います。50~60ユーロ位の大箱ゲーム。注目作品だったらしくちょこちょこ売れてましたし、プレイ風景に見入る人も多かったです。

思うに、伝統的なラベンスバーガーのゲームスタイルの系譜をくむドイツ系ゲーム(=洗練されたシステムのゲーム)の流れが、95年のカタンから00年代のプエルトリコ、ケイラス、カルカソンヌと続く中、アメリカ的(システムやゲーム性は粗削りながらモティーフ・世界観でアドバンテージを取っているゲーム)なフィギア、ファンタジー、RPGにおいて特徴的なキャラクター性といった要素とが、融合するような、こうしたゲームが、おたく層(geek)に非常に受けている、そういう潮流になってきているように感じました。

そして今回の会場内で個人的に最も勢いを感じたのがこのゲームです。
P1180327
丁度、デザイナーがサイン会をしていました。詳しくは良くわかりませんが、「アンドール伝説?」というタイトルのもので、やはり、ファンタジー要素を盛り込んだものです。ドイツ語版だったと思うので、プレイは不可能かなぁ。かなり混んでいて人気でした。

P1180329

これはツリーフロッグの新作PIです。
P1180086_3
ツリーフロッグでは、ワレスの旧作は特に扱っておらず、最新作のみプッシュという感じでした。ワレスファンとしては、注目していたタイトルではあったのですが、ドイツ滞在中に英文ルールをipadで読み込んだ結果、今一な感じがしたので見送ることにしました。

10か所くらいの場所、人物、事件だったかな?、とにかく3要素あります。ゲーム開始時に各プレイヤーは秘密裡にその組み合わせを受け取ります。例えば、ダウンタウン、メアリーさん、誘拐、とかね。で、これは自分の右隣の人が当てなければならない組み合わせ(事件の真相)となります。つまり、他人(右隣の人の)の答えを持って、各プレイヤーはゲームを行います。ボードには場所、人物、事件を表したタイルをあらかじめばらまいておきます。で、手番が来たら、任意の場所を「捜査」します。(選びます。)そしたら、隣の人(答えを知っている人)が、往年の推理ゲーム「マスターマインド」の要領で、その場所にあるタイルの組み合わせと、手番プレイヤーの答えの組み合わせで、一致している項目の数とか、隣接エリアにある場合などのパターンにより、ヒントキューブを置いてあげます。これを繰り返すことで、だんだんと要素が絞られていき、各自が自分の捜査している事件の3要素を当てることができるようになっていきます。早く当てると得点が高いといった、推理競争のゲームです。

結局、推理ゲームは繰り返しのプレイに耐える面白さはあるんですが、毎回やることは同じというか、最少手、最適解を導くべくコツがわかってしまうと、プレイヤーのやることってゲームごとにさほど選択肢があるわけではなく、いつもおんなじようなゲーム展開になってしまうかなぁと感じたので購入は見送りました。

634
ワレスがインタビューに答えていました。生ワレスを目撃して感動しました。

P1180318
これがハンスイングリュック待望の新作カッラーラの宮殿(?)です。これも会場でたくさん売っていましたが、英語版を売っていたのはZ-manのブースだけだったと思います。写真に写っているのはZ-manのロゴが入っているので、英語版だと思います。

きっとこのゲームもプレイしたらそこそこ面白いんでしょうけど触手が伸びません。ボード上からリソースが湧いて出てきて、それを加工して得点にする、というタイプのゲームはもう食傷気味です。(そういうゲームじゃないのかもしれませんが。)これも各プレイヤーが手持ちリソースを隠匿するべく衝立を使っていますが、もう衝立がある時点でスルーですね(笑)ボードもどこかの村を表している感じですね。もうそういうのお腹いっぱいです。リソースマネジメントは基本、ワレスだけを追って行こうと思っています。

P1180240
これが、サンライズシティっていったかなぁ。割と奥まったホールでプレイされていました。で、大きめの木製トークンや、建物タイルをじゃらじゃらと持っていたので、重厚コンポーネントが好きな私としてもちょっとやってみたいなと思って、しばらく見ていました。土地タイルをみんなで置いていき、街の形をつくった後に、ドラフトでグルグル回して手に入れた長方形のビル(施設)タイルをその上に置き得点を稼ぐという、街づくりゲームのようでした。

一旦、4人でプレイしていたゲームが終わったので、次に入れるかなと思って卓にい近づいたら、終了直前に卓に近寄ってきた2~3人のおじさんがささっと座ってしまいました。まだ席が一つ空いていたので「Can I join with you?」と話しかけたところ「4人目が後から来るんだよ」と言われてしまいました。うーん、先に待っていたのはこっちだぞ、と思ったのですが、なかよしこよしの4人でプレイする気満々でしたので、あきらめて引き続き見学に回りました。インストはスタッフが英語でやってくれたので、横で聞いたり、英文ルールを借りてざっと目を通したので、概要はつかめました。コンポーネントは良い感じなのですが、ちょっとゲームとしては底が浅い感じがしました。会場では40ユーロで売られていて、箱の大きさはコスモスのカタンサイズ。ちょっと今一感が漂ってきたので、プレイはできませんでしたが、説明だけ聞いてその場を去ることができたので、まぁ痛み分けでしょうか。既に日本に入っている(いた)タイトルかもしれません。

こんな風に、卓が空いたとしても、4人組とかに卓を乗っ取られる可能性もありますので、粘り強く、臨機応変に対処してください。

P1180237
ヤポンブランドのブースで売られていたラブレターの英語版です。売り手のカナイさんに聞いたら、プロモカードが2枚ついているとのこと。しかも英語版は原則エッセンでしか販売しないということでしたので、レアアイテムということで購入しました。6ユーロ。

617
ヤポンブランドの様子。

現地では、意外と日本人に会いませんでした。ミュンヘンでけがわさんにあった後、エッセンでは結局会えませんでした。ヤポンブランドのブースには、交代で店番をしている方々がいらっしゃいましたが、会場内では、2日目にメビウスの能勢さん夫妻と会ったくらいです。個人的に知っているのはあとバネストの中野さんくらいですが、会えませんでした。他には、日本人の2人連れが、中古ショップのところでゲームを買っている姿をちょっと見かけたくらいです。あと、業界の方(ホビージャパンとか、仕事で取材に来ている感じの日本人)を見かけたかな。結構日本人が行っている、行くぞ!と表明していた、というのを出発前に聞き知っていましたが、現地はとにかく広いのと、各自の関心が異なるので、集合のルールを決めておかない限りは、まず会えないと思った方が良いかもしれません。

P1180321
あと、日本をテーマにしたゲームでロシアだったかどこかのメーカーが作っていたカードゲームが面白そうでした。キャラクターがいくつかあって、桜のチップを獲得していました。
→BGGで調べたところ、「Samurai Sword」というタイトルのゲームで、パブリッシャーにホビージャパンの名前がありました。よく読んだら「Bang!」の和風リメイクとか。ああ、じゃあプレイするまでもなかったかな。ちょっと違うスタイルを期待したのですが、バンですか。ああなるほど。スルーで正解だったかな。

P1180092
ちょっと写真では小さく映っていますが、この髭のおじさんに教えてもらってプレイしたのが、Brawling baronsというカードゲームです。2人対戦で、お互いが兵隊カードを自分の前にプロットして貯めていき、相手を攻撃するものです。これも興味があり事前にipadでざっとルールを眺めていたものです。英語でやや早口だったので6割くらいの理解で対戦プレイをしました。まぁまぁのゲームでしたが、5ユーロと安かったので、買ってみました。ルールを正しく読み込んでまたプレイしてみたいと思っています。

P1180268
このあたりが、中古ショップが立ち並ぶエリアです。

次回、いよいよ、中古ショップを紹介します。ピンボケしているのもあるかと思いますが、なるべく個々のゲームのタイトルがわかる程度には紹介したいと思っています。

続く。

|

« ドイツ紀行 その12 | トップページ | ドイツ紀行 その14 »

エッセン」カテゴリの記事

ゲーム」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36175/56039258

この記事へのトラックバック一覧です: ドイツ紀行 その13:

« ドイツ紀行 その12 | トップページ | ドイツ紀行 その14 »