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2013/07/08

杉並ボードゲーム 7月7日

梅雨明け直後の猛暑の中、荻窪の杉並ボードゲーム同好会に参加。


小早川
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評価(松)
 6人プレイ。初めての方を含め相変わらず好評でした。6人だとほぼカードが出切る(15枚中13枚使用)ので、プレイ中に15を見かけなかった場合、ほぼ間違いなくプレイヤーの誰かが持っている(6/8の確率)ことが分かってしまうところが、あまり好きではありません。一方で、人数が多い方が出降りの楽しみが増えることや、ジャックポットのチップも大きく膨らみやすく盛り上がるという利点があります。総じて5人がベストかなという気がしてきました。今度5人でやってみたいと思います。

 お手軽系のエポックメイキングな作品として、ラブレターにも負けない魅力があります。海外展開もいけると思いますが、トランプゲームの派生と見られてしまう可能性もあるので、BGGのレーティングなどでは伸び悩むかもしれません。あと、メダルの再現が難しいかもしれませんね。


Northern Pacific
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評価(松松~ダブル松)

 ウインサムゲームズ社のエッセンセット2013より。5人で2回、その後3人で1回プレイ。今回のウィンサムのセットには3つのゲームがあり、そのうち2つのゲームをこの日にプレイすることが出来ました。BGGではあまりレーティングが高くない(6点台後半)のですが、購入前に写真イメージを見たときからとても面白そうな予感がしており、3つのゲームの中では一番楽しみにしていたゲームです。ウィンサムが作り、その後クイーンゲームズからリメイクされた「パリスコネクション」に似た感じの軽い鉄道ゲームという触れ込みです。

 マップはアメリカの北部を表しています。右端のミネアポリスがスタートで左端のシアトルがゴールです。(写真では上下逆なので左がミネアポリス、右がシアトルです。)各プレイヤーは7個ずつのキューブを持ちゲームを開始します。手番に出来ることは、1)盤上の好きな都市(ミネアポリスとシアトルは除く)に自分のキューブを一つ置くか、2)汽車を1区間走らせる、のどちらかです。プレイ人数により変動しますが、例として4人プレイ時には各都市に合計で3個までのキューブを置くことが出来ます。汽車は全プレイヤー共通でミネアポリスからシアトルに向かって一区間ずつ進みます。汽車は途中分岐不可。一筆書きで進みます。

 盤上の都市は一方向の矢印が書かれた青い線(基本的には西に向かっています)と、両方向に矢印の書かれた赤い線(南北移動)のいずれかで結ばれていて、汽車は矢印に沿った方向でのみ移動できます。(実際には汽車駒を置いていきます。)汽車が都市に着いたときに、そこにキューブがあれば、持ち主に戻されます。と同時に、ストックからボーナスとして1キューブが追加でもらえます。汽車がシアトルに到着したらゲーム終了。その時点で手元にあるキューブが最も多いプレイヤーの勝利となります。

 あらかじめ汽車が来そうなところにキューブを置いて待ち構えるのが基本的な戦略になりますが、これがなかなか思い通りになったりならなかったりで、とても面白いゲームです。たとえばスタートのミネアポリスからは4本の線路が延びていますが、誰かがそのうちの一つに置けば、当然汽車は別の進路を取るでしょう。いったん汽車が過ぎ去ってしまうと、汽車はバックしないので、置き去りのキューブは不良債権として盤上に残されたままになります。これは手駒に戻らないのでその分失点になるわけです。プレイヤー間で協調して汽車を誘導する手もありますし、一つの都市に自分のキューブを2個3個と固めて配置するギャンブル作戦も可能です。

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<3人プレイ時の様子。3人プレイでは一都市にキューブを2個まで置けます。青2個の都市には残念ながら汽車は来ず。画面右では3都市で各色のキューブが入り乱れて待ち構えています。(ウォーゲームのように戦線を張っています。)汽車を動かすべきか、さらにどこかにキューブを置くべきか、手番順もまた重要なのです。>
 (※訂正)3都市のうち、画面一番下の赤キューブが置かれている都市には汽車がつながりませんね。上二つのどちらに行くかです。


 テイストの似たゲーム(メカニクス)としては、クイーンゲームズのエクスペディションと、ペガサスのスチーブンソンロケットがあげられるかと思います。エクスペディションでは、3つの矢印が世界マップを駆け巡ります。各プレイヤーの目的地は秘密になっていて、到着したときに手持ちの目的地カードを公開し得点となりました。また、スチーブンソンロケットでは、あらかじめ駅を配置しておき、そこに鉄道(線路)を持ってくることで、その会社の所有権を1票主張出来るようになりました。このゲームでは、エクスペディションでいうところの一本の矢印だけを使い、かつ目的地は秘密では無く、スチーブンソンロケットのように手番にあらかじめ盤上にプロットし、何とかしてそこに汽車を誘導するのです。

 とにかくルールが簡単(説明1分)で子供から大人まで誰でもプレイ可能(プレイ時間15分)、それでいて戦略も多彩で面白いときています。ほぼ間違いなくどこか大手のメーカーからリメイクされると思います。最初マップが細長くて面白みがないように思えたのですが、このマップがまた絶妙のバランス!ホント面白いです。惜しむらくはウィンサムのゲームは発売即絶版なので入手が難しいのですが、紙と鉛筆とキューブで簡単に自作できますのでテストプレイされてみたらいかがでしょうか。(リメイクが出たら製品版を入手しましょう。)

<ボード全景のデカ画像(クリックすると拡大します)>
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<緑色の汽車駒がキューブを避けて進んでいる様子が見て取れると思います。もちろんこういう展開ばかりではなく、多彩なパターンが起こりえます。>

 ここの所、ラブレター、小早川、と軽量の素晴らしいゲームが続きましたが、このゲームで真を打った感じがします。大傑作。


ファブフィブ
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評価(竹)
 5人プレイ。ブラフを見破られると一気にダメージを食らうので、ライフが12あるとはいえ、脱落しやすく割とあっさりと終わります。同じ手札で周回してくる方が面白いので5人くらいが適正人数かと思います。もう9は無いだろうって思うんだけど、出てくるんだよなぁ。そこが面白いところですね。


成敗
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評価(竹)
 5人プレイ4勝1敗で敗北。偵察して頂いた情報により勝てると思っていた戦いに僅差で無念の敗北。見通しが良くなるので個人的には少人数プレイの方が好きです。以前2人でやりましたが2人でも面白かったです。


藪の中
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評価(松)
 3人、後に4人で基本ルールでのプレイ。オインクのこちらのゲームも好評でした。人数の多い4人の方が面白いだろうと思っていたのですが、3人でも独特の面白さがあり引けを取りません。どちらの人数でも面白いです。初版では確か2人~となっていたので、2人でプレイしたこともあるのですが、2人でも面白かったです。3人の容疑者のうち2人の正体を見る瞬間が堪らないですね。オインクゲームズの小早川と藪の中はマストバイアイテムだと思います。


ワンナイト人狼
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<ちょっとピンボケ>

評価(竹)
 3人、後に4人で数回ずつプレイ。過去に2回プレイしたことがあるのですが、本物の占い師と怪盗が事実をしゃべるだけで終了という寂しい展開に。今回はどんな役職であっても積極的にしゃべるように、と促しておいてからプレイしてみました。3人でもゲームになるのか不安ではありましたが、破綻することはなくプレイできましたし、続けて4人でやったときも問題はありませんでした。大人数でやる通常の人狼には無い(と思う)「怪盗」がこのゲームの肝であり、これがあるために少人数プレイが可能になっています。

 素村人を引いたときに何を語れば良いのか難しいのですが、逆に自分以外は役職持ちか人狼なので、いろいろと質問して矛盾点やアラを探すようにすればいいのかなぁと思えてきました。私の周りでは、レジスタンス(およびアバロン)の評判が高いのですが、チームを編成するっていう間接アクションがあまり好きでは無いのと、3~4人で出来ることから、ワンナイト人狼をもっとプレイしたいと思っています。騙し騙され経験を積めば松評価になるような気がしています。


Erie Railroad
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評価(竹)
 ウインサムゲームズ社のエッセンセット2013より。3人でプレイ。1830でおなじみの鉄道会社5社のロゴマークが2個ずつ書かれたカードを競りで入手していくゲームです。基本システムはムガルに似ています。カードには2つの会社のロゴマークが書かれており、落札した人はそのどちらかの会社をまず指定します。そして、その会社の株券としてそれを手に入れるか、その会社の決算を行うために使用するか、どちらかを選択します。決算を選択すると、その時点で場に存在する(全プレイヤーが持つその会社の株券の総枚数)が一株あたりの配当金となり、各プレイヤーが所有株数に応じた配当を銀行からもらえます。その後、手番プレイヤー(落札者では無い)は株券をその価格で売却することが出来ます。従って、手番プレイヤーは、株価の配当をもらった上で、株を売却すれば同価格でもう一度収益を得ることが出来るのです。カード(山札)は全30枚で無くなると終了なので、ムガルと同じように、前半は株の枚数を増やし、後半は売り抜けを考える感じになります。(ゲーム終了時の株券は無価値なので売り抜けた方が得です。)ムガルというゲームがすでに存在しているので、あえてこれをプレイする意味があるかどうかは分かりませんが、まずまず面白かったです。

 このゲームには、ムガルと違う特徴的なルールが2つあります。一つは、ゲーム開始時にランダムに1社の株券をシークレットでもらえることです。ゲーム中好きなタイミングで公開し、1株分として数えることが出来ます。(ただし売却は出来ません。)もう一つは、今回競りに掛けられるカードと、次に競りに掛けられるカードの2枚が常に場に公開されていることです。二つとも良いルールだと思いますので、ムガルをプレイする際にも導入できるかもしれません。(ムガルは以前所持していましたが、手放してしまっているので細かいルールは分かりませんが。)


街コロ
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評価(竹)
 4人でプレイ。久しぶりにプレイしワイワイと楽しめました。やたらとデカい目が出るサイコロだったので11,12の青果市場狙いで行ったのですが惨敗。

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コメント

『小早川』はタイトルに騙されました。
裏切り必至の戦力が弱い方の味方になるんなら、『(雑賀)孫一』とかそんな感じにしてくれないと。
凄く面白いゲームだと思います。

『Northern Pacific』も傑作です。
往年の傑作のような風格もあります。
ただ、最後がクニツィア作みたいに自分の勝利がないキングメーカー的なホワンホワンホワワ~ンみたいな終わり方することがあるので、終了できる手番で勝利ができない場合には即シアトルに列車を着ける、とか決めとかないとダメかもしれませんね。
簡単で短時間のゲームですが、飽きずにロング・ランでプレイできるものだと思いました。

『藪の中』も『一夜人狼』も人を騙すことができる人がいると面白いです。
自分がそうなった時には痺れます。
所見の相手とは難しそうなゲームですが、購入してもいいかな程度に面白いです。

投稿: トンデモブラウ | 2013/07/09 08:01

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