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2014/11/03

杉並ボードゲーム同好会 11月2日

天気も回復し2か月ぶりに参加。


ルチャドール Luchador!
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エッセンで購入したプロレスダイスゲーム。レスラーは全部で9キャラクター入っています。必殺技の名称だけ違う基本ルールと、キャラクターの長所・短所・個別ルールを盛り込んだ上級ルールの2通りで遊べます。また試合は1対1のシングルマッチか2対2のタッグマッチで行いますが、オプションルールとしてバトルロイヤルなどのバリアントもあります。

私は何度かプレイしてるので、レフリー役となり、2対2のタッグマッチをプレイしてもらいました。先陣を切ったレスラー2名が戦います。レフリーのカウントダウン3!2!1!ファイト!の掛け声と同時に、お互いに基本ダイスを4個ずつ同時にリングに投げ入れます。この時、はじき合ったり、ファンブルしてリング外に出てしまったダイスはカウントしません。リング上に残ったダイスの「ヒット!」の目の数だけ、相手にダメージをあたえる(別の)緑ダイスを振ることができます。基本ダイスには、ヒットの目の他に、ブロックやカウンター、ミスの目があります。カウンターで相手のヒットをこちら側のヒット目に変えたり、ブロックによりお互いのヒットの目を打ち消し合ったり、という相殺処理が行われます。

最終的に残ったヒットの数だけ、チョップやキックなど1~3ダメージを与えることのできる緑色のダメージダイスを振ることができます。また、ヒット2個分で黒い大技ダイスを振ることもできます。例えば3ヒット与えていれば、緑ダイスを3個振るか、黒ダイス1個と緑ダイス1個を振ることができます。

黒ダイスには最大7ダメージを与える大技が出る可能性がありますが、ミスの目や、自分自身がけがをしてしまう目もあり、ギャンブルになっています。

ダメージを受けることで、体力メーターが下がっていき、0になってしまうとKO負けです。また、残り体力が6割くらいになると、相手にピンフォールされてしまう可能性が出てきます。最初に振り合う基本ダイスにはピンフォールの出目があり、相手の体力が12以下の場合、ヒットの処理をした後でピンフォールできるチャンスがあります。ピンフォール判定用の黄色ダイスを振り、ピンの目が出れば抑え込みです。フォールされた側は、3回のチャンス(3カウント)のうちに既定の出目を出さなければフォール負けとなってしまいます。

タッグマッチの場合、体力が低下してきたらタッチをして交代で戦っていくことになります。シングルマッチよりも、みんなでワイワイやる方が断然面白いので、タッグマッチをお勧めします。

評価(松竹)基本的にバカゲー枠ではありますが、プロレス好きならニヤリとさせられる要素が随所に見られます。プロレスが好きな人なら評価が一段階上がるのは間違いないでしょう。プレイしてもらった面々にも好評でした。

ゲーム序盤は少々たるいです。お互い、小技を繰り出し、少しずつ体力を削っていきますが、ともすると、単調なダイスの振り合いになり決め手に欠く展開が続きます。しかしやがて、ピンフォールに持ち込める状況になると、俄然盛り上がりを見せます。このあたりが実際のプロレスの流れに非常に似ているように感じられました。ピンフォールについても、特定の組み合わせによりカウント1で跳ね返すと、逆に相手をフォールできるというルールがあり、猪木・藤波のスモールパッケージフォールドの掛け合いが再現されているかのようだと感心しました。

プロレスゲームと言えば、これまで、古くはアバロンヒルのレスリンや、ツクダのザ・プロレス、それからゲームフィックスだったかワンスモールステップの付録ゲームでプロレスゲームがあったように記憶していますが、、、、それらは基本的に従前のサイコロを用いたカードゲームの体裁を取っていました。このゲームは今の時代、カスタムダイスを作れるということもあり、ダイスゲームに見事に昇華させた点が良かったんだと思います。エッセンでは30ユーロで売られていましたので、日本に入ってくるとしても結構良い値段になるかもしれません。


レディトゥロック Ready to Rock!
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ロックフェスティバルの観客となって、客席最後方からステージ最前列を目指すカードゲーム。

評価(竹)これまたテーマゲームです。システムとしては、迷路ものです。手番に手札から群衆(通路)カードをプレイし、自駒をステージに向かって進めていきます。その他に、ロックフェスティバルでありがちなシーンがアクションカードとして入っており、様々なイベントが起こるというゲームです。5人でプレイしましたが、別にゲームとしては破たんせず、無難に終了しました。テーマに理解がある人以外には、オーソドックスな迷路ゲームなので、そこそこの評価かと思います。2013年のゲームのようですが、今年のエッセンでもブースで売られていました。



ニムト
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評価(竹)ノーマルルールで7人プレイ。日本語版というのか、今の版には色々なバリアントルールが紹介されているんですね。どれも面白そうでした。



ルアーブル
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評価(竹)やってみたいという希望があり4人でプレイ。久しぶりにプレイしましたけど面白いですね。アグリコラもルアーブルも、最終的に目指す形が決められているようなイメージがあって、今一つ突き抜ける感じが無いんですが、ルアーブルの方が幾分、「まんべんなく育てなくても良い、好きなことに特化しても良い」という自由度が高い感じがするので、こちらの方が好きだなぁと思う時もあります。まぁどちらも良いゲームには間違いありません。



アイバージエンジン Ivor the Engine
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スノードニアを出しているメーカーの今年の新作。

評価(ダブル松)いや~、これは面白いです。エッセンで買ってきたゲームの中で私的評価ナンバー1です。すでに10回以上プレイしましたが、プレイ感が軽いこともありすぐまたプレイしたくなります。来年のシュピールデヤーレス(赤ポーン)狙えるんじゃないでしょうか。

最初、BGGでの前情報や、現地で実物を見たときも、今一つどんなゲームかわからなかったので、購入を迷ったのですが、最終的に何か感じるものがあり購入しましたが、大正解でした。

イギリスで70年代ごろに放映されていたIvor the engineという機関車の物語(機関車やえもんとか、機関車トーマスのようなもの?)があって、イギリス人なら誰もが知ってるらしいのですが、その世界観をモティーフにしています。

ボードには20の地域があり、それぞれ線路でつながっているところもあれば、つながっていないところがあります。最初にランダムに羊を各地域に配置し、各自のスタート位置を決めてゲームスタート。ゲームの目的は羊を集めることです。5人プレイの場合20羊を集めた人が出たターンで終了。1羊=1VPで、そのほかのボーナス点を加味してもっとも得点の大きい人の勝利です。

・自分の手番では、まず自分の機関車がいる地域の羊(がいれば)を一つ獲得します。もし、その地域の最後の1匹であれば空にしたボーナスとして2羊が追加でもらえます。

・次に、機関車の移動とカードプレイが出来ます。機関車は隣の地域に1つだけ動けますが、石炭駒1つに付き追加で1歩動くことができます。最後にカードを補充して手番終了。大まかな流れはこんな感じです。


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ゲーム開始時に手札として3枚のカードが配られます。これはジョブカードと呼ばれ、目的地カードとしてか、アクションカードとしてか、どちらかの使い方ができます。カードの上半分には目的地域名と羊の数が書かれています。これは、その地域に行ってカードをプレイするとそこに書かれた数の羊がもらえるということを表しています。ただし、ジョブカードを目的地カードとしてプレイすることができるのは、その地域に羊がいない場合のみです。ここがこのゲームの面白いところで、羊自体は得点になるのですが、たくさんの羊がもらえる目的地カードの条件を達成するには、その地域の羊が0になっていないといけないのです。つまり、自分または他のプレイヤーにより、あらかじめ羊を獲得して(取り除いて)おかなければいけないのです。

カードの下半分には「追加で2移動できる」とか「好きな地域から羊を2つ獲得できる(→こういうカードも駆使して、自分が狙う目的地の羊を減らす訳です。逆に羊を追加配置できるカードなどもあり、他人の妨害などに使えます。)」など、色々なアクションが書かれています。下半分のアクションカードとして使用する場合には、羊の数(有無)は関係ありません。手番中に制限なく好きな枚数を使うことが出来ます。もちろん、使用したらそのまま捨て札になるので、目的地カードとして使用することはできません。(逆もしかりです。)

見た目がメルヘンチックなので、最初は子供向けゲームかなと思っていたのですが、セットアップがランダム配置であること、カードや石炭を使用した追加移動とジョブカードの複数達成といった様々なコンボが可能であることなど、大人向けの至極真っ当なゲームに仕上がっています。程よい運、戦略、ランダムネス、と見事なゲームバランスです。また勝利条件のラインが絶妙で、意外と早く達成できるので、結構スピード勝負というか展開の速いゲームです。おそらく10ターンかからず、7~8ターンで終わるんじゃないでしょうか。人数にもよりますが、慣れれば1ゲーム30分程度で終わります。

地域名に馴染みが無いので最初は場所探しに苦労しますが、とにかくプレイしていて面白いのでと繰り返しプレイしているうちに20しかない地域は大体覚えてしまいます。そうすると今度は原作から派生してきている物語性というものが感じられるようになってきます。例えば、ポニーの牧場地域というところでは、アクションカードが追加移動できるものであったり、金鉱や炭鉱地域では金や石炭がもらえるカードになっているなど、ちゃんと物語やイラストとマッチしたデザインになっています。原作をちょっと読んでみたいなぁと思いましたが、日本では紹介サイトとか全く無いようなので無理かなぁ・・・。

公称3-5人ゲームですが、BGGに2人用バリアントが紹介されており、家で2人でプレイする時にはこのルールで遊んでいます。また、プレイヤーの駒は紙製(厚紙チップ)なので、シュピールマテリアルで買ってきた機関車駒に入れ替えてプレイしています。



ファイブトライブス Five tribes
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評価(竹)最後、残り時間2時間ほどでしたが、インストから初めて無事時間内に終了。4人プレイで黄色の高官駒とカード集め戦略をしたプレイヤーの勝利。

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コメント

Ready to Rock!の駒は、本物の(使える)ピック?

投稿: トンデモブラウ | 2014/11/04 08:08

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