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2015年1月

2015/01/14

立川ぼどげ会 1月10日

例年1月の連休はジャガ合宿に参加してきましたが、都内のゲーム会に参加したほうがたくさんのゲームが出来そうに思えたので今年は合宿を回避しました。連休初日の土曜に第3回目の開催となった立川の例会に参加しました。



インフェルノ
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評価(竹)
最近日本語版が発売されたカードゲーム。リードされたカードの色か数字が同じものを順に出していき、出せなくなった人がそれまでに貯まった場札を失点としてすべて引き取るというもの。6ニムトのように時には妥協して引き取ることも必要で、ハラハラドキドキ感も同じように味わえます。佳作。



グラスロード
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評価(ダブル松)
資源リング有りの開拓系という風貌から、どうせアグリコラの焼き直しだろうと高をくくって敬遠してきましたが、プレイしてみてびっくり。これは面白い!「魔法にかかったみたい」に似たシステムという触れ込みも耳にしていたので、アクション選択のバッティングなんかがあるとは思っていましたが、「魔法に・・・」の何倍も面白くなっています。

「魔法に・・・」ではアクション選択の結果が、単独成功、無難に追従、失敗の3段階ありましたが、単独成功したとしても得られる効果が地味でちっとも嬉しく(面白く)ありませんでした。バッティングシステム自体は良いものの、ゲームとして爽快感がないという非常にもったいない作品だっただけに、同種のシステムを組み込んだこのゲームにもあまり期待はしていませんでした。

グラスロードも基本構造は「魔法に・・・」と同じです。カードプレイにより得られる効果が変化し、得られた資源をVPにつなげていきます。しかしながら、より優れている点として、1)15種あるカードのバリエーション、2)カードプレイの手番順による有利不利が解消されるとともに、カードを出す順番が重要で悩ましい読み合いの要素になったこと、3)泥棒など相手の資源を減らすマイナス要素のカードがないこと、4)様々な効果を発揮する豊富な建築物、5)ガラスとレンガが自動的に生産される革命的な発想の資源リング、等々が挙げられます。また、感情移入しにくい魔法系ではなく、ワクワクする開拓系というテーマと融合させたことも良かったんだと思います。

1ラウンドが終わったところでゲームの全体像が見えてきました。15枚あるカードから5枚のカードを選ぶ時の悩ましさ・ワクワク感はたまらないものがあります。プレイしていて思わずニンマリ。会心のヒット作だと思います。そういえばこれも2013年エッセンの作品ですね。2013年のエッセンはホント最高の当たり年でした。つくづくそう思います。ロシアンレイルローズ、ネイションズ、ルイスクラーク探検隊、そしてこのグラスロードと、近年気に入ったゲームはほぼすべてエッセン2013の作品ばかり。早速購入しました。



ノーザンパシフィック
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評価(松)
子供連れの家族と一緒に。久しぶりにプレイしました。



セブンワンダーズ+バベルの塔
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評価(竹)
拡張のバベルの塔には2つのルールバリアントがあるらしいのですが、そのうちの一つ、バベルの塔ルールで。手番にできるアクションに塔の建設が加わりました。各自塔のパーツを3枚(タイル)持ってゲームスタート。お金を得る時と同じく、プロットしたカードを捨て札にすると塔のパーツを一つ共通のボード上に作ることができます。塔のパーツには、全員に適用されるルールが書かれており、別のパーツで上書きされるまでそのルールが適用されます。ルールには、建築や資源購入のコストが増減するもの等があり、プレイが楽になるものと苦しくなるものの両方があります。セブンワンダーズ自体、完成されたゲームなので、拡張セットでもゲームシステムを大幅に変える意図は無く、スパイス程度の変化にとどめている点は好印象です。基本ルールを知っていれば気分に合わせて好きなルールを取り入れられるので敷居は低く、良い拡張だと思いました。



コヨーテ
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評価(竹)
インディアンポーカーのシステムでブラフ(ライアーズダイス)。インディアンシステムというだけで、とりあえず面白くなるので、このゲームだからという部分はありませんが、面白いには面白いです。手軽にできるブラフ。カードが長方形で持ちやすくまた見やすいし、裏面にカード構成が印字されているなど、プレイアビリティに気配りがされているのはさすがです。日ごろから様々なゲームをプレイしているゲーム好きが制作にかかわっていることでプレイヤーの立場に立ったものづくりができるという好例。カードテキストが小さくて読みにくいわ、役の組み合わせに規則性が無くて覚えられないわ、ゲームプレイに全く必要のないヒストリカルノートがカードに書かれているわで、プレイアビリティが最悪な三国志カードゲーム「Sangoku」を作った方々に是非手に取ってもらいたい逸品。心理戦が好きな方にお薦め。



バサリカードゲーム
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評価(竹)
バサリのカードゲーム版。すごろく要素もカードにしてしまうことでボードをなくすことに成功しました。内容は、ボードゲーム版とほぼ同じ。面白さも同じ。プレイ前にバリアントルールを入れた方が良いという提案がありそれに従いました。ボード版の移動アクションにあたる商人(?)のカードの効果が弱いため、あまり進めなかった時には勝利点を与えるというものです。確かに一理ありますが、私は、商人、得点、宝石という3つの選択の価値を均一にする必要は無いと思っているので、オリジナルルールで良いんじゃないかと感じました。例えば宝石のアクションが強いとしても、強いアクションはバッティングしやすくなるんだから、それでバランスが取れると思うんですが、、、。まぁお好みでどうぞ。



Rail USA
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評価(松竹)
ウィンサムゲームズのエッセンセット2014より。これもまぁいつもの(?)キューブ株ゲームです。パリスコネクションのように、線路駒と株駒が兼用。6つの鉄道会社が出てきますが、登場順が決まっていて、第1ターンは赤と青、以降のラウンドで緑、黄色、紫、黒と順出てきて最後にもう1ターンで計6ターンのゲームです。スタートプレイヤーから順番に以下のフェイズを行います。1)登場している鉄道株を一つ得る、2)株を持っている鉄道会社の線路を合計で8個引ける(3人プレイの場合)、3)盤上の都市に置かれた物資キューブ(白)を別の都市まで運びリンク数に応じた収益を得る。

BGGのコメントに、パリスコネクション+蒸気の時代という例えがありましたが、まさにそんな感じのゲームです。物資を運ぶ際に、自分が株を持つ鉄道会社をうまく使ってリンクを稼ぐ所や、同じ鉄道会社の株を持ち合うプレイヤーとの共闘など、おなじみの要素が比較的簡単なルールと時間で楽しめる良いゲームだと思いました。



ハバナ
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評価(竹)
13枚のアクションカードのうち2枚をプロットし順番に解決。アクションカードでお金や労働者、資材を手に入れ、場に並べられた得点タイルを購入していきます。カードに書かれた数字の組み合わせでプレイ順が決まるなどなかなか面白いシステムで楽しめました。中米をモティーフにしていることから、泥棒系のアクションがあるのがちょっと好みではありませんが、まずまず面白いゲームだと思います。

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2015/01/12

調布のあな 1月4日

正月休みの最終日、職場からほど近い調布の例会に初めて参加してみました。


ディシュタウファー
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評価(竹)中世ドイツ(神聖ローマ帝国)の6つの都市国家を舞台にワーカーを配置し、特典タイルを活用しながらVPを獲得するゲームです。手番にはワーカーの「補充」か「配置」のどちらかを行います。各都市国家にはお城が3~5箇所あり、ワーカーを配置すると、特典タイルを得られたり、VPにつながる可能性があります。ボード上にワーカーを配置するためには、その場所までワーカーをコストとして支払って行き、配置する場所に書かれた数値分のコストをさらにワーカーで支払う必要があります。特典タイルの一部には、こうしたコストを軽減するものがあるので、うまく組み合わせて効率よく各都市で多数派を占めるようにします。

ゲームシステムは今風に洗練されていて無駄がないように感じましたが、プレイ感は90年代のドイツゲームそのもので目新しさはあまりありません。ワーカーでコストを払う時に一コマずつボードに置いていくので、ルディガードーン風のエリアマジョリティという感じがしました。全5ターンと潔いのであまりダレることがなく、プレイしていた方々の評判は良かったです。


天九(トランプ代用)
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評価(松)ランク表を作ったので4人でプレイしてみました。評判もよく、とても面白かったです。お薦め。


ライスラ
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評価(竹)フェルトの新作。昨秋のエッセンでこれとアクアスフィアが新作として発表されていたように記憶しています。メーカーが違うのでブースは別でしたが。先にこちらのプレイ機会に恵まれました。 動物を集めるゲームらしいという印象はあったのですが、ルールを聞いてみるとパズル系でした。四方を自駒で囲むとそこにある動物チップを獲得できるという、サムライとかカラットとか、あるいはシドサクソンなんかが作ってそうな数学テイストを感じるゲームです。毎ターン各自に三枚のカードが配られるので、それぞれ、独自ルールにする、資源をもらう、動物の価値を上げる、のいずれかの用途にプロットします。集めた資源を使って人を配置し、取り囲むことが出来れば動物チップ獲得です。獲得した動物チップがいわゆる株券にあたり、最終的な動物(株)価を掛け算して勝利判定を行います。

カード3枚を解決するだけなので、ゲームターンはテンポよく進行し、ダレる感じがないのは好印象です。ただ、思っていた以上にあっさりとしていてパズル的というか数学的なのには面喰らいました。見た目のイメージからこういうゲームだとは思えなかったので、ちょっと違和感を感じました。


ウボンゴ3D
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評価(竹)時間調整に誘われて3人でプレイ。久しぶりにプレイしましたがまずまず面白かったです。ウボンゴシリーズはいくつか持っていましたが、すべて処分(売却)してしまいました。この立体版の評判が良いようですね。


Irish Rails
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評価(松竹)ウィンサムゲームズのエッセンセット2014のうちの一作。アイルランドを舞台に5つの鉄道会社が登場します。株券は各社2~4枚で会社によって競りの開始価格も違います。盤上の8都市に3色ある配当キューブ(全部で30個)のうち1つをランダムに配置しゲームスタート。あとはキューブレイル系にありがちなシステムで線路を引き、配当アクションをするといういつものパターンです。

このゲームの面白いところは、都市に置かれた配当キューブです。ランダムに1色置かれるのですが、配当アクションの際、袋の中にある残りの配当キューブをランダムに3個取り出します。引いたキューブと同色の都市のみが配当金を出し、同じ色が出なかった都市は無配当になります。同じ色の都市を繋ぐと博打の要素が大きくなり、3色を確実につなぐようにすると配当が少額安定化します。どちらがより効率的な収益を上げるのかを選択するところが新機軸となっています。配当キューブのうちの1色に鉄道会社と同じ緑色があり、判別しづらかったので、次にプレイする際には代用駒を使用したいと思います。とりあえず佳作。


アイバージエンジン
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最後にこれをプレイして帰宅。



「調布のあな」には初めて参加しました。6~70人の大所帯で、持ち込まれているゲームは最近の日本語版のゲームが中心でした。英語版の和訳無しゲームや3時間以上かかりそうなゲームは敬遠されそうな雰囲気でした。今流行している比較的短時間(2時間以内)のゲームを遊びに行く感じでしょうか。家からバイクで3~40分と比較的近く行きやすいのが魅力です。

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新年ゲームパーティー 1月2日

新年恒例Kさん宅でのゲーム会に参加しました。


Pirates of Nassau
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評価(竹梅)サイコロを3個振り、出目を使ってボード上を移動していく海賊ゲーム。移動先には商船や港がありそこを襲撃することで資材を獲得。サイコロ3個分(3手番)終わったらターンエンド。本拠地に戻り、資材を支払って船の拡張を行います。サイコロを使った移動がパズルっぽく、また資材のマネージメント要素があるなど、ゲームとしては一定の水準に達しています。一方でややコンポーネントのデザインが機能的でない感じもしました。船の拡張、悪名、お金、船員の4要素について一番多い人が7点、二番手が5点、、、といった感じの順位点の合計で勝敗を決めます。個人的にはあまり好きなタイプのゲームではないことと、船ボードのデザインが機能的でない点などから今ひとつな感じに思いましたが、他の参加プレイヤーには好評でした。


カルカソンヌ ゴールドラッシュ
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評価(竹)カルカソンヌの西部開拓版。鉱山が配置されるとタイルに書かれた金鉱の数だけチップが置かれます。チップ裏には0~4の金が書かれており、シークレットのVPになります。これにより勝利点に隠匿&ランダム要素が盛り込まれ、ガチゲーム感が薄れているようです。カルカソンヌ自体、だいぶ前に手放してしまっておりご無沙汰だったため面白く感じました。一作前の「カルカソンヌ南洋」ともども、スピンアウトシリーズを色々と集めようか、それとも、基本セット+拡張を集めようか、いずれにしてもカルカソンヌを買いなおそうかなぁと思いました。


ビースティーバー
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評価(松竹)レビューを見てやってみたいと思っていたゲーム。各自12枚の動物カードを持ち、順に場に並べていきます。それぞれの動物には特殊能力があり、(カンガルーなら前の動物を追い抜くなど)行列の先頭からバーに入店することを目指します。こうした特殊能力を持つレース(順番?)ゲームが好きなこともあり楽しめました。12種の能力を覚えるのがちょっと大変ですが、(その後)繰り返しプレイするうちに覚えてしまいました。好きなタイプのゲームということもあり若干評価が甘めですが、シンプルなシステムの良いゲームだと思います。


天九
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評価(松)これまで天九牌を使ったゲームというと長天やチャイニーズハーツなど、ルールが簡単なドミノやトリックテイク系のゲームばかりやってきました。天九や牌九もやってみたいとは思っていたのですが、牌の種別とランクを暗記しなくてはいけないため敷居が高くなかなかプレイの機会に恵まれてきませんでした。そんな中、幸いにもこの天九の牌のランクを単純な数値に置き換え麻雀牌(白)に彫ったものを作られている方がいらしたので、初めて天九をプレイすることができました。

4人プレイ手札8牌のトリック系ゲームですが、ゲームの勝者は最終ラウンドを勝った人です。ジャーマンパックかスイスのヤス系のゲームで勝者=最終トリック獲得者というゲームがいくつかあったように思いますが、それ系のゲームです。オリジナルでは規則性の無い牌のランクを覚える必要がありますが、わかりやすくスッキリと整理されたランク表を見ながら簡単にプレイできました。ゲーム自体もとても面白かったです。

帰宅後、数値だけで出来るのならトランプで出来ることに気づき、ランク表を作ってみました。この後のゲーム会で実際に何ゲームかやってみましたが、十分面白くプレイできました。トランプゲームとしてとても面白いので興味のある方は、このチャートと、天九のルールを(ネットで確認し)プレイしてみたらどうでしょうか。


天九(トランプ代用)ランク表
「trump_tenkyu.pdf」をダウンロード


私は、天九牌、天九紙牌、トランプ牌、トランプを持っていますが、持ち運びの手軽さから普通のトランプで十分だと思いました。お薦めです。

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